アップルママのあれこれダイアリー

はじめまして。アラフィフのシンママが綴るアメリカンな母子家庭のブログ

実体験をもとに考える不登校生の安心できる居場所の大切さ

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不登校は子供からのSOSであり、学校に行かない=家に居るケースが多いのが不登校ですが、必ずしも学校に行かないといけないと思ってる社会自体が、問題なのではないかと思います。

実際、あなたのお子さんやまたは、ご自分が不登校になりどんな問題が出てきて、社会はどのように対応するべきかなど自分の体験をもとに考えてみたいと思います。

 

 

不登校になる原因

 

まず不登校になる原因には様々な理由がありますが、中でも多いのがいじめ、集団生活、または教師などが理由の学校生活においての理由が一番多いんじゃないのかなと思います。

その他にも学業不振、無気力や家庭環境、非行など、考えたら不登校になる原因はたくさんあるかと思います。

 

文科省が平成4年に「不登校は特定の子どもに特有の問題があることによって起こることではなく“誰にでもおこりうる”」ことであると、不登校についての捉え方を変えました。不登校は、友人関係、生活の乱れ、学業不振、家族との関係など複合的な要因を背景に起こってきますが、自分ではどうすることもできない状況に陥り、ついに学校を休まざるを得なくなった、と捉え直す必要があります。

https://tokyo-yagaku.jp/futoukou/aboutworry/

 

 

不登校の実体験

 

私は不登校を高校の時と大学の時に2回経験していまして、ちょっとここで、自分の幼少時代についてお話させてください。

この辺は私の実体験なので、興味がなかったらスルーされても良いですよ☆

 

私は10歳の時に両親の別居で父に育てられていました。私の父はモラハラ、パワハラ、DVなど全てにおいてコントロールフリークで社会でも権力的な今でいう毒親でした。

学校は勉強に関しては嫌いでしたがそれ以外は好きでした。ある日、高校2年生の時でしたが、秘密にしていた事が父にバレてしまい、父が帰ったら叱られる事に怯えた私は、そのまま家出をしたんです。

しばらく友達の家に泊めてもらっていて、大好きだった学校も行かなかったんです。行かなかったんじゃなかくて、本当は行けなかった。なぜなら、父に捕まるのが怖かったからです。

今考えると、児童相談所に逃げ込めば良かったとつくづく思ったほど。

 

でも、学校(社会)からすると、私は一般的な不登校生でしたがもしここで、父が学校に連絡を入れて手を回していなければ、捕まる事などない確信があれば家には帰らなくても学校には行っていました。

私の不登校期間は6週間ほどほどでしたが、最終的には連れ戻されながらも学校は行くようになりました。

これが私の第一回目の不登校体験です。

 

いや〜、しらばく学校に行かずに久しぶりに行った時のまわりの目とか気にして暫く居づらかったのを覚えてます😅

 

二つ目は大学在学中です。

私が通っていた大学は年の半分はクラブ活動というユニークな学校で、私はクラブ活動が中心の学生活を送っていたんです。

そこで、また毒親登場(笑)で、父は私の帰りが遅いのが気に入らなく、それが理由でクラブ活動をやめさせられてしまったんですね。

自分の好きだった事を奪われてしまい、全てに気力をなくした私は不登校になりました。不登校と言っても、バレないように出欠を取ってから講義を抜けたり、テストの時だけ出席したりとか。。。

朝は普通に出て、学校へは行かずにバイトして夜遅くならない程度に帰宅するみたいな。プチ不登校でしたね。

 

まあこの事はまた別の記事にでもしてみようかと思いますが、家庭環境最悪だったのが少しお分かりいただけますよね。

 

 

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不登校生の居場所はとても大事

 

アメリカのニュース番組のコマーシャルですが、夜の22時頃だったかな?「あなたのお子さんは今どこに居るかわかってますか?」と言う問いかけのコマーシャルがあります。

 

人は一人では生きていかれません。安心した居場所に居着くのは当然のこと。

 

子どもは自分の気持ちを理解してもらえると安心し、受け止めてもらえるからこそ、心の中の捉われが消え、違う考え方ができるようになります。
さらに受容的な対応の中で、お子さんの考えていること、求めていることがわかり、これからの対応の方向性が見え、一緒に行動を起こす準備が整えられるのです。

https://tokyo-yagaku.jp/futoukou/aboutworry/

 

もしお子さんが、不登校で家にずっと居るなら、それはその子の安心できる居場所がお家なので、不登校だからと言って親自身のせいにするのは不要!むしろ、安心するべきだと思います。

 

でももし、安心できる居場所が家じゃなかったとしたら?

学校、習い事、塾、友達の家など、色々なその子なりの居場所は思春期の子供にとって大切な事で、まずは子供が安心できる居場所を与えてあげることではないかと思います。

 

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不登校の将来について

 

では不登校生の将来ってどうなるのでしょうか?上で引用させて頂いた最後の部分に関して、

 

一緒に行動を起こす準備が整えられるのです。

 

 

ぶっちゃけた話をさえていただければ、最終目的の行動=学校に戻るのが全てではないと思います。

 

なぜなら、今の時代学校に行かなくても、その子のやる気次第で、勉強の遅れを取り戻すこともできるし、進学を希望すれば与沢翼さんのように大検受けて大学に進学し、後々起業を起こすことも出来るでしょう。

 

または、将来本当にやりたいことが見つかるかもしれない。

つまり、不登校=落ちこぼれだとか、社会問題とか考える必要は不要なのではないかと思います。

 

 

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最後に

不登校生が引きこもる居場所が家ならば、どこか知らないところにほっつき歩かれているよりもよっぽど親としては安心なのではないかと思います。

実体験をもとにかなり熱くなってしまいましたが、不登校は社会問題ではないと思います。

それよりも、いろいろな対処法や対策を選択できる社会体制が必要であることと、何よりも周囲が不登校生の子供をあたたかく認めてあげるべき事ではないのかなと私は思います。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。